刑務所にわざと入る人がいる!具体的な理由と危険性について徹底解説
刑務所にわざと入りたい人がいる理由は?
刑務所ではなぜ衣食住が保証されているの?
など刑務所が外の世界よりも居心地が良いと感じる意見があるため、疑問に思っている人も多いでしょう。
そこで本記事では、刑務所にわざと入る人もいる理由を紹介します。
本記事は以下のような人にオススメです
刑務所に入る人の考えに興味のある人や刑務所内の生活について知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
刑務所にわざと入る理由を5つ紹介
本章では「わざと刑務所に入る理由」を5つ紹介します。
- 塀の外での楽しみがない
- 外の世界に上手く馴染めなかった
- 刑務所の方が人間らしい生活ができる
- マスコミからの取材で精神的に参る
- 犯罪に対する意識が薄まってしまった
それぞれ詳しく見ていきましょう。
塀の外での楽しみがない
わざと刑務所に入る理由として、塀の外での楽しみがないことが挙げられます。
以下のような人が楽しみがないと思いやすい傾向があります。
- 高齢者の人
- 友達がいない
- 趣味がない
- 仕事が見つけるのが難しい
特に高齢者の人はスキルや経験が無ければ、仕事を見つけるのが非常に難しいです。
そのため、刑務所の方が「楽しい」「生活が担保されているため楽」などと感じやすいでしょう。
また、刑務所ではクリスマスや正月などのイベントが開催されますが、外の世界で友人がいないと中々参加する機会はありません。
つまり、楽しみが刑務所の方が多いため、わざと刑務所に入りたいと思う人がいるのです。
刑務所のクリスマスや正月にどんなイベントがあるかは下記の記事で解説しているので、興味のある人はご覧ください。
外の世界に上手く馴染めなかった
わざと刑務所に入る理由として、出所後に外の世界に上手く馴染めなかったことが挙げられます。
例えば、以下のようなケースです。
- 仕事の面接を受けても何度も落とされる
- 周りの友達がいなくなる
- 何をしても上手くいかない
出所すると【改心した人】もいれば【改心していない人】の2パターンに分かれます。
改心したパターンでも、世間から見れば【犯罪を犯した人】という見られ方は変わりません!
自分がしてしまったマイナスイメージを変える努力ができないと、似た境遇の人が多い「刑務所に戻りたい」という気持ちになってしまうのです。
刑務所内で何を学ぶかも大切ですが、出所後どのような行動をして周りに改心したことを伝えるかも囚人たちが受ける壁と言えるでしょう。
刑務所の方が人間らしい生活ができる
わざと刑務所に入る理由として考えるのは、刑務所の方が人間らしい生活ができるからです。
囚人たちは、性犯罪から暴行といった様々な罪を犯して刑務所に入れられます。中には仕事や家がなく、生活のために仕方なく窃盗をしてしまった人もいます。
もちろん、犯罪はどんな理由であってもいけません!
仮に出所しても仕事や家がない苦しい生活へ逆戻りとなるため、衣食住が保証されている「刑務所へ行きたい」感情からわざと犯罪を起こすのでしょう。
マスコミからの取材で精神的に参る
わざと刑務所に入る理由として、マスコミからの取材で精神がやられてしまうことが挙げられます。
刑務所から出所すると一部の人間ですが、マスコミからのインタビューに終われる日々を送る人がいます。
特に高齢者や若すぎる人といった、他の人にないものを持っている人。
マスコミは記事やニュースを読んでもらうのが仕事なため、特殊な人を取り上げることでアクセス稼ぎができると思っています。
特に近年はマスコミの過度な張り込みや突撃は過激化しており、ネット上でも問題となっています。
参照元:マスコミの行き過ぎた取材に違法性はないのかを検証してみた
マスコミからの過度な取材などは、人の心を追い込んでしまうため「刑務所の方が楽」といった思考に陥り、わざと犯罪を犯すのでしょう。
犯罪に対する意識が薄まってしまった
最後は刑務所にわざと入るわけではないが、犯罪に対する意識が薄まってしまったケースです。
つまり、犯罪をすることに対して罪悪感がなくなり、むしろ刺激を覚えてしまった一番危険なパターンです。
近年はSNSが普及して数字を可視化しやすくなったため、犯罪によって自分が有名になったかのような気分に快感を覚える人が一定数います。
わざと刑務所に入ることで、ニュースで報道されるので世間から(悪い形で)注目を浴びます。
承認されたい気持ちが満たされるため、わざと刑務所に入るといった思考になるのです。
刑務所で衣食住が保証される理由
本章では「刑務所で衣食住が保証される理由」を紹介します。
- 目的が更生させて社会に送り出すこと
- 刑務所は税金で運営されている
刑務所の内情について詳しく知りたい人は必見です。
目的が更生させて社会に送り出すこと
刑務所で衣食住が保証されている理由として、目的が更生をさせて社会に送り出すことが挙げられます。
刑務所の大きな目的は、囚人たちに自分のしたことの罪を反省させて改心させること。
つまり、成長の機会を与えてあげることです。そのため、最低限の衣食住を保証して、自分の人生について考える機会を意図的に作ってあげているのです。
とはいえ、刑務官の中には囚人たちを下に見て、熱湯を浴びせるといった【いじめ】が京都刑務所でありました。
刑務所の目的は囚人たちの未来を作る教育を施すことですが、勘違いしている人も一定数いる!
また、刑務所でのいじめに関しては「刑務所でも過激ないじめが行われている!具体的な内容と暴力などが横行する理由を紹介」にて解説しています。
刑務官だけでなく、囚人同士のいじめについても紹介しているので興味のある人はぜひご覧ください。
刑務所は税金で運営されている
刑務所で衣食住が完備されている理由として、税金で運営されていることが挙げられます。
そのため、予算の範囲内で刑務所では衣食住が整っている生活が保証されているのです。
また、刑務所の大きな目的は国民への被害を出さないために囚人たちを安全に監禁して置くことです。
仮に衣食住が完備されていないと、囚人たちが以下の行動を試みる可能性があります。
- 外の世界に脱走
- 刑務所の生活に対する反逆
特に刑務所の生活に対する反逆に関しては、実際にイギリスのバーミンガム刑務所であまりにもまずい食事が提供されていたため、生活の改善を訴える暴動があったと報告されています。
つまり、生活に対する不満は反逆をするきっかけにもなり得るリスクがあります!
また、扉の破壊によって囚人たちが脱走し、国民に危害を加える危険性もあるため、最低限の生活保証をしているのです。
刑務所にわざと入ると起こり得ることを紹介
本章では「わざと刑務所に入ることで起こり得ること」を紹介します。
- 罪が重くなる
- 社会により馴染みにくくなる
わざと刑務所に入ることで起こり得るリスクを知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
罪が重くなる
わざと刑務所に入ることで起こり得ることとして、罪が重くなることが挙げられます。
反省の色が見られないと判断されるからです。
また、刑務所でも自分の犯した罪や刑務所に入る回数によって、用意される部屋が異なります。
例えば、一度車を盗んだ人と何十人も殺人をして2回目の刑務所では罪の重さが違います。つまり、刑務所に来た回数でも罪の重さは大きくなるのです。
罪の大きさが変われば、入れられる部屋や教育のプランも違いあるのでより過酷にな生活が待っていると言えます。
社会により馴染みにくくなる
わざと刑務所に入ることで起こり得ることとして、社会に馴染みにくくなることが挙げられます。
何度も刑務所に入ることは言い換えれば、反省していないことと同義です。
そのため、社会的に復帰したいと就活を頑張っても面接官からは「3回も刑務所に入ってるし…」「会社でミスしても同じことを繰り返すかも」とマイナスのイメージで捉えられてしまいます。
世間から【刑務所に何度も入った人】という見られ方をするので、自分の人生がより困難な道となるでしょう!
最悪の場合、嫌気がさして、再度同じ犯罪に手を染める可能性もあります。
まとめ
本記事では、わざと刑務所に入る理由について紹介しました。
結論、出所後に社会に馴染めなかった人や生活が苦しい人は刑務所の方が楽なため、犯罪を再度してしまうようです。
様々な待遇がありますが、悪事に逃げずに自分の人生と向き合い努力することが非常に大切だと個人的には思います。