刑務所でも過激ないじめが行われている！具体的な内容と暴力などが横行する理由を紹介

刑務所ではいじめが行われているの？

具体的にはどんないじめがされているの？

社会問題にもなっている【いじめ】が刑務所ではどうなるのか気になる人も多いでしょう。

そこで本記事では、刑務所でのいじめの概要について徹底解説します。

また、いじめが多いと言われている刑務所も紹介します。

刑務所のいじめ問題に興味のある人は、ぜひ最後までご覧ください。

刑務所で行われたいじめ内容

本章では、刑務所で行われたいじめの内容を5つ紹介します。

それぞれ順に解説していくので、刑務所で行われたいじめが気になる人は必見です

幼虫を食べさせられる

刑務所でのいじめとして、刑務所内の除草作業で発見された幼虫を無理に食べさせられることが挙げられます。

例えば、ダンスボーカルユニットEE JUMPの元メンバー後藤祐樹氏は、カブトムシの幼虫を無理に食べさせられたそうです。

刑務所では食べ物に関連するいじめが多く発生していますが、無理やり虫を食べるように強要する行為は非常に悪質と言えます。

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食事を奪う

刑務所では1日3食の食事が出されますが、いじめられている受刑者は食事を奪われるいじめがあるそうです。

食事を奪うことは、通称シャリあげと呼ばれ、食事を取られた方は空腹に苦しむようになります。

食事を奪う行為は懲罰の対象となるため、いじめられている側を心理誘導して、自ら揚げ物やデザートを渡すように仕向けるケースも珍しくありません。

食事は刑務所内で唯一の楽しみにしている人も多く、奪われることで空腹だけでなく、精神的に追い詰められてしまいます。

また「刑務所の食事は美味しい？」と興味を持った人もいるでしょう。

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暴力を振るわれる

刑務所内で行われていたいじめとして、暴力が振るわれることが挙げられます。

暴力のいじめは数多くの刑務所で報告されており、受刑者同士だけでなく、刑務官が暴行することも大きな社会問題になりました。

実際、京都刑務所を経験した受刑者によると、人間としての扱いを受けられなかったと話しています。(参照元:京都刑務所-受刑者は語る)

他にも京都刑務所では食事を奪ったり、パワハラをしたりするいじめをしたケースも報告されています！

ただ行き過ぎた暴力は発覚するケースが多く、特に刑務官による暴力は特別公務員暴行陵虐などの容疑で捜査され、刑務官側が処分されるケースもあります。

水を永遠に飲ませられる

刑務所では水を永遠に飲むように強制するいじめも、数多く発生しています。

水を飲み過度に飲み過ぎると、以下のことが起こり得ます。

何事も過度の食べ過ぎや飲み過ぎは、体に悪影響を及ぼします！

水も例外ではありません…！

実際、川越少年刑務所にて、約15リットルの水を無理やり飲まされた受刑者が、数日意識障害になったという事件が起きました。

被害を受けた受刑者は、約4時間も水を飲み続けたようです。

水は刑務所内でも容易に入手できるため、いじめがエスカレートした際に使用されていたのでしょう。

便器につけた歯ブラシで歯を磨けと言われる

刑務所内で起きたいじめとして、便器につけた歯ブラシで歯を磨くように強制されることがあります。

また、よく似た例として「トイレ用のブラシで歯磨きをしろ」と言われていたケースもあったようです。

具体的な内容は以下の通りです。

不衛生な歯ブラシを使うと大きなトラウマになる恐れがあります。

また、トイレには様々な菌があるため、腹痛だけでなく予期せぬ病気を引き起こすことも大きなリスクです。

いじめはどれも巡回中の刑務官の目を盗んで行われており、非常に悪質な行為と言えるでしょう。

刑務所でもいじめが行われる理由

この章では、刑務所でなぜいじめが行われるのかという理由を3つ紹介します。

刑務所でもいじめが行われる理由が気になっている人は、必見です。

犯罪をした人たちが集まっているから

刑務所でいじめが横行している理由は、犯罪をした人たちが集まっていることが考えられます。

犯罪者の人格は精神的に未熟だったり、気分の浮き沈みが激しかったりと問題を抱えている例が少なくありません。

さらに人間関係を作るのが苦手な人も多く、共通の敵を作って団結する場合もあります。

いじめのターゲットがいなくなった瞬間に、いじめていた者同士の仲が悪くなるケースもあるそうです…

刑務所には、大人になっても未熟な精神状態の人が集まるため、いじめが発生しやすいと言えるでしょう。

刑務官の監視が甘いから

刑務官の監視の目が届いていない場所で、いじめが横行しています。

刑務官は刑務所内を一定の時間で巡回していますが、四六時中受刑者を監視できるわけではありません。

さらに刑務官はいじめの証拠がないと動けないため、目立ちにくいように巧妙に考えられた【いじめ】が横行してしまうのです。

また、刑務官自身が受刑者を見下しており暴行する場合もあり、いじめられた時に刑務官が頼りにならない刑務所もあります。

おかした罪によってレベル分けがあるから

刑務所には様々な罪をおかした受刑者がいることも、いじめの原因に繋がっています。

受刑者が起こす罪を具体的に説明すると、以下の通りです。

例えば、暴動や暴力沙汰で刑務所に入った人はバカにする方に回りやすいと言われています。

反対に性加害の罪で刑務所に入った人は、力の弱い人が多い傾向があるので、いじめられやすい側です。

刑務所内では「力のある人が偉い」といった価値観を持っている人がいるため、自分より弱い人をいじめるなどの環境が出来やすい傾向があるのでしょう。

いじめが多いと言われている刑務所を紹介

本章では「いじめが多いと言われている刑務所」を2箇所紹介します。

いじめが多いと言われている刑務所が気になる人は、ぜひ最後まで読んで読んでみてください。

川越少年刑務所

川越少年刑務所は、いじめが多い刑務所として有名です。

部屋では最初に入った人が絶対的な権力を持っており、逆らうといじめられてしまいます。

刑務所内では上下関係が絶対であり、部屋長に話掛ける際も断りを入れる必要があるそうです。

上の立場の人が、刑務所に入ってきたばかりの人を指導する風潮ができあがっていて、いじめの温床となっています。

「自分がされていたことを新人にやってやろう」と仕返しのような形でいじめる側に回る人も珍しくありません。

結果、刑務所内でいじめが頻繁に行われる環境になっているのでしょう。

京都刑務所

京都刑務所では、刑務官が受刑者をいじめて懲戒免職を受けています。刑務官が熱湯や水を永遠に受刑者に飲ませた報道もあり、非常に悪質です。

刑務官からのパワハラも横行していて、マスクの着用に乱れがあるとして刑務官が受刑者に一発芸を強要したという報道もあります。

参照元:「甘く見られないよう」受刑者に熱湯　看守を懲戒免職 [京都府]

ネット上では、京都刑務所で人間扱いされなかったと証言する人も少なくありません…

受刑者処遇法が改正されて徐々に改善されているようですが、未だにいじめが横行している可能性があります。

様々な報道から、京都刑務所はいじめの多い刑務所の1つと言えるでしょう。

刑務所でのいじめに使われていた対処方法

本章では「刑務所でのいじめに使われていた対処方法」を2つ紹介します。

刑務所でのいじめの対処方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

就業のばっくれ

刑務所でいじめから逃げる方法として、就業を拒否することが挙げられます。

就業をばっくれするメリットは、以下の通りです。

就業をばっくれる一番のメリットは、刑務官にSOSを送れる点です。また、刑務官が味方となってくれることもあるそう。

ただし、刑務官に気付いてもらえないと懲罰として【食事が提供してもらえない】【正座をさせられる】など刑務所生活がさらに辛くなるデメリットがあります。

参照元:刑務所の生活とは？【刑事弁護士が明かす受刑者の実態】

喧嘩をする

喧嘩をすることも、いじめから逃げれる1つの方法です。

最悪の場合、懲罰扱いとなり独居に移動でき、いじめの主犯格に怯える日々が終わるメリットがあります。

また腕力や気力の強さをアピールすると、そもそもいじめられにくくなるもの

気弱な人や弱そうな人からいじめられます。

ただし就業のばっくれよりも、重い刑になるリスクがあります。刑務官に目を付けられる恐れもあり、非常にリスクのある対処方法と言えるでしょう。

さらに懲罰明けに、同じ工場に戻されるとまたいじめが繰り返されるかもしれません。そのため、受刑者は喧嘩する方が得策かを考えている人も多いでしょう。

まとめ

本記事では、刑務所でのいじめについて紹介しました。

刑務所のいじめは悪質であり、時には命が危険にさらされるような行き過ぎた暴行もあります。

また、刑務所でのいじめの対処方法はいじめられている方にデメリットがあり、いじめから逃れられる手段は少ないものです。

そもそも刑務所に入らなければいじめられる恐れもないため、犯罪はおかさないことをおすすめします。

プリズン

刑務所生活について興味のある人

私たちが普段生活している場所とは異なる、刑務所について興味を持って日々情報を仕入れています。 そこで本記事では、刑務所の生活について解説しています。 興味深い話題ばかりなので、ぜひご覧ください。